まずシステムについて整理します。
◆スキルのダメージ算出についての整理
◇%スキル
武器攻撃力 + 武器攻撃力×力×0.004 + 防御無視攻撃力
これにスキルの%(倍率)をかける。
◇固定スキル
固定攻撃力 + 固定攻撃力×力×0.004
◇ランクによるダメージの削減率
便宜上ダメージ計算式の無視値を除いたものを基礎値と呼びます。
基礎値の削減率は敵の個体差がありますがKでだいたい80%カット、
無視値は敵の如何によらずKで約20%カットとなります。
◆属性強化についての整理
属性強化値15でその属性の攻撃力が10%アップ。
基礎値にのみ反映される。
これらのことを念頭において例を見ていきます。
○属性強化の反映され方の例
●ぷにこ(70,ファッション雑誌Ranger専属読書モデル)さんのケース
レンのダメージソースとなる主なスキルは%スキルであると思うので、%スキルについて計算していきます。
前述のダメージ算出方法
武器攻撃力 + 武器攻撃力×力×0.004 + 防御無視攻撃力
にそれぞれの値をいれると
497 + 497×1400×0.004 + 930
基礎値と無視値に分けると
3280.2(基礎値)+ 930(無視値)
ランクによる削減率を反映する(基礎値×0.2,無視値×0.8)と
656.04(基礎値)+ 744(無視値)
これがKで物理攻撃力100%のスキルを使ったときのダメージ(概算1400.04)の内訳となります。
数字が小さく感じますが通常1ですら攻撃力が200%あるという%設定のマジックがありました。
割合としては基礎値と無視値がおおよそ1:1(ココ重要!)となっています。
ぷにこさんの光属性強化は60であり、属性強化の反映される基礎値は40%の威力の上昇が見込めます。
しかし全体からみた威力の上昇率としては基礎値と無視値の割合が1:1となっているので
40%の半分の20%に圧縮されてしまうのです。
これが「レンは属性強化の恩恵が薄い」、「読モなのに髪が薄いって・・・禿乙」と言われる所以ではないでしょうか。
あくまで相対的なもので弱いということはないと思うケド。
%の設定が優遇されてる
→武器強化で火力を伸ばす
→無視値が伸びれば伸びるほど基礎値の割合が小さくなる
→相対的に属性強化の伸びが小さくなる
こんな感じだと思います。
一方で半固定スキルだとどういった具合なのかをうちのランチャーで計算してみます。
●うちのランチャー(70,アラドの大砲)のケース
ランはダメージソースとなるスキルが固定や半固定なので単純に%職と比較・・・という訳にはいきません。
とりあえず半固定のスキルだとどのくらい属性強化が乗るのか強化火炎で試算してみます。
ちなみに半固定スキルは%と固定の値があり、両方を先の
◇%スキル
武器攻撃力 + 武器攻撃力×力×0.004 + 防御無視攻撃力
これにスキルの%(倍率)をかける。
◇固定スキル
固定攻撃力 + 固定攻撃力×力×0.004
に当てはめて合計します。実際数字書き連ねると長くてウンザリする(´ω`)
強化火炎の攻撃力は152%+1560なので
%部分 |
:(522 + 522×1147×0.004 + 480)×1.52 |
固定部分 |
:1560 + 1560×1147×0.004 |
合計 |
:13151.02272(基礎値)+ 729.6(無視値) |
これにランクの削減率を反映すると
2630.204544(基礎値)+ 583.68(無視値)
見るからに基礎値がデカイですね。基礎値と無視値の割合はおおよそ4:1です。
力そのままで武器だけぷにこさんのリボ(+14)を持っているとしても基礎値と無視値の割合は2:1どまりです。
ぷにこさんはこの割合が1:1だったので属性強化の威力上昇率が半分に圧縮されましたが、
4:1だと圧縮率は80%くらいとなります。
うちのランチャーは火属性強化が38で基礎値には25%威力の増加が見込めます。
これに先の圧縮率をかけたものが全体でみたときの威力上昇率となり、
すなわち属性強化の恩恵が20%である、ということになります。
※双方とも概算ということで一部付与やマスタリーなど考慮せずに算出したので実際のダメージはもっと大きくなると思います。
長くなってわかりやすいか自信に欠けますが今日はここまで(:3)っ⌒つ
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